一般貨物自動車運送事業の許可要件③

前回は「ヒト」の要件について確認しました。
今回は最後、「カネ(資金)」の要件についてみてみましょう!!

許可要件~ヒト・モノ・カネとは?

【ヒト】【モノ(場所)】【カネ】
役員営業所資金
運転者休憩・睡眠施設
運行管理者車庫
整備管理者事業用自動車
あらい
あらい

今回はカネ(資金)の要件についてみていきます!

運送業を始めたい。だけどどのくらいの資金が必要?

このくらいで足りる?

いつまでに、資金を用意したらいい?

そんな疑問にお答えします!

自己資金について

自己資金は、預貯金が基本で、申請日以降から許可日までの間、常時確保されていることが必要です。預貯金額は、申請日時点及び処分までの適宜の時点の、銀行等が発行する残高証明書等の(提示又は)写しの提出をもって確認されます。

あらい
あらい

具体的には、申請の時と許可が下りる直前の2回残高証明書を提出します。この間、必要資金を下回ってはいけません。

また、自己資金には、当該申請事業に係る預貯金のほか、東北運輸局の判断により預貯金以外の流動資産※(売掛金)も含めることができます。
※預貯金以外の流動資産額は、申請日時点の「見込み貸借対照表等」に記載された金額です。

具体的な必要資金の計算

では具体的にどのくらいの資金が必要か見てみましょう。
東北運輸局の「公示」にはこのような記載があります。

事業を開始するために必要な資金の調達に十分な裏付けがあること、自己資金が所要資金に相当する金額以上であること等資金計画が適切であること。

一般貨物自動車運送事業及び特定貨物自動車運送事業の許可申請事案
及び事業計画変更認可申請事案等の処理方針について

許可の申請に際し、記入する様式がありますので、これに沿って説明すると、金融機関の残高証明が下記①~⑦の合計額を上回っている必要があります。

①人件費・燃料費・修繕費
6か月分
②車両費

【一括購入の場合】:全額
【分割の場合】:頭金+12か月分
【リース車両の場合】:12か月分のリース料
③土地・建物
【一括払いの場合】全額(改造・造成費を含む)
【分割の場合】は頭金+12か月分
【賃借の場合】12か月分
④什器・備品
未払い金を含む全額
⑤自動車税・重量税・自動車取得税・自賠責保険・任意保険
12か月分
※ただし、石油類・化成品類・高圧ガス類の危険物を運送する場合は危険品に対応する損害賠償責任保険料の12か月分
⑥登録免許税
12万円
⑦その他
旅費・会議費・水道光熱費・図書印刷費・広告宣伝費等の2か月分
あらい
あらい

どのくらいの規模の営業所を準備するのか・車両は新車か、トン数や装備などでも変わってきますね。融資をお考えの方は、ご相談ください。

まとめ

これまで「モノ・ヒト・カネ」の要件を確認しました。
この要件確認し、クリアしたうえで申請書を作成します。


申請前までに準備しておくもの・申請後で間に合うもの(必ずしも申請の時に準備が必要ないもの)に分かれますので、
ポイントを押さえることで緑ナンバー取得までの期間を短縮することができます。
申請から許可日まで3~5か月かかりますので、

特に

融資を考えている方

は逆算して早めに準備に取り掛かりましょう。創業資金を借りるためには創業計画書の作成が必要です。


あらい行政書士事務所では、創業計画書の作成~許可申請~緑ナンバー取得までのご相談を随時行っております。
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